スタッフ植波です!
先日細巻き(鉄火巻き)の試作をしました!
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細巻きを作るときのポイントは
シャリの適量を手に取り、細長く丸め、海苔の片端から端まで
中央にこんもりとした山を作ります。
向かって手前側の海苔部分はシャリで
端っこの方まで全て埋めます。
奥側の「海苔しろ」部分は
シャリを載せずに残しておきます。
(巻いたときにシャリがズレていくのと、海苔と海苔が接合してくっつけるため)
そして大事なポイントは
サイドの端と奥の海苔端に
5ミリくらいの「シャリの関」
を作ることです。
そうすることで
具が外に飛び出ることを防ぎ
ネタが真ん中になるように巻けると
あき郎さんから教わりました。
シャリを載せた海苔の手前の端と
巻き簀の一番手前の端とをぴったり合わせ、
一気に手前のシャリと奥のシャリ部分をネタを巻き込みながらくっつけます。
これもノリしろがずれたり、
巻き目からシャリが溢れるのを
防ぐためのコツ。
最後は六等分に切り分けたら
細巻きの完成!!
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均等な高さに切るのも
大切なポイントの一つ。
未だ少しバラバラですね…
ちなみに今回使ったマグロは
芥屋の一本釣りで獲れた
コシナガマグロという種類でした。
糸島では
国際的な漁獲制限の対象になっている
クロマグロの水揚げはほとんど無いそうですがこの「コシナガマグロ」は
この時期から良く揚るそうです。
サイズが小さかったためか
あまり脂が乗っていませんでしたが
鮮度は抜群。
せっかく漁師さんが暑い中出漁され
釣ってきて下さった訳ですから
何とか美味しく食べて頂けるようにしたい
と思っています。
今回はそのままシンプルなものと
シソをまいてさっぱり味わう
2種類を試作してみました。
個人的にはシンプルに
コシナガマグロのもっちりトロっとした
味わいが楽しめる方が好みでしたが
妻はシソが入った方が美味しいと
言ってくれました。
一つのネタを活かす食べ方をあれこれと
試すことが楽しいです。
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